生ゴミなどを堆肥化したあとのコンポストの処分にお困りではありませんか?
近年では地球環境にたいする懸念から、ご家庭の食卓を担う御婦人を中心に、じぶんたちが食べたあとの残渣などを堆肥化して地球に還元しようという動きが活発です。
▼コンポストを作ったけれど、自分の家で使いきれない量ができてしまった人。
▼生ゴミを堆肥化していく過程で大嫌いな虫がでてきた!助けて!!という人。
▼それらのコンポストをできるだけ安くで処分したいと考えている人。
こんな考えをお持ちの人に向けて作文してまいります。
この記事も、かなんな農園の川崎康裕が執筆を担当します。 園芸用土の回収業務を10年以上続けてきた経験と知識をもとに書いていこうと思います。 かなんな農園がコンポストを回収するときは有料になりますが、そのときの回収料をどのように安くおさえていくかを解説していきます。 自分のビジネスの話で恐縮ですが、よろしくおねがいします。
目次
1、なぜコンポストをゴミにだせないか
2、水分を抜こう
3、虫がいても大丈夫
4、回収できないのはこんなとき
園芸用土の回収のページで詳しく書きましたが、土というものは日本の法律ではゴミに出すことができません。
「え?いやでももともと生ゴミだったんだけど?」
という声が聞こえてきそうな感じなのですが、そうなんです、もともとは生ゴミだったのにもかかわらず、コンポストになった瞬間から土と認識されてゴミに出せなくなってしまうのです。
そのときの細かな基準のようなものは法律にも条例にも明記されていませんが、ゴミ収集の職員がパッカー車にゴミを入れていくときに、片手で持って、
・重いと感じて、
・なかを見て土に見えたら、
・それは土となる。
といったような単純明快な基準がまかり通っている現状です。
▼少量なら持っていってくれる
そのため、自治体のなかでも燃えるゴミのなかに少量(スコップ1杯程度)であれば混ぜても可と指示する自治体が多いのです。
詳しくは園芸用土の回収ページで書きましたので、法律関係や自治体の対応などにご興味があるかたは、こちらをお読みください(園芸用土の回収のページはこちら)。
▲目次に戻る
さてここからは、回収に際して、ここに注意しておくと回収料金を抑えられますよ!!という部分を紹介していこうと思います。 あのテレビ番組の話ではありませんのでご安心ください。
でもなかにはそんなの無理!! だってゴキブリもハエもいるんだから!! というご婦人もいらっしゃるかと思いますので、そんなときはそのままで大丈夫です。
▼水分が下から抜けていく状態にする。
そしてもし、虫の恐怖に打ち勝つことができるのなら、コンポスト容器を傾けたり、排水栓をひねったりして水分がしたから抜けていく状態をつくっておいてください。
園芸用のプランターなどを利用してコンポストを作っていらっしゃる方は、プランター横か底部の排水口の位置を確認してそちら側に傾けるようにしてください。
▼水分が上から蒸発する状態にする。
こちらはすこしハードルが高くなるかもしれません。
コンポスト容器を、日射しのあたる場所に移動してください。
・そこに置いて2週間くらい放置しても大丈夫な場所。
・雨が入らない場所。
・昼間の一時間だけ日差しがあたる、といったような場所でも大丈夫。
・風通しがよければなおよし。
以上4点のような場所をさがして2週間から1ヶ月くらい放置しておいてください。
コンポストは栄養満点のため保水性が高く、そう簡単に水分は抜けていかないのが現実ですが、下から水を抜き、上から水を蒸発させてということを事前にしておいていただくと、回収当日の手間のかかり方が全然ちがってくるのです。(安くなるのです)
▲目次に戻る
さて最後は虫についてですが、結論から言うと虫がいても大丈夫です、回収できます。
コンポストの回収をするときに、虫がいるのはつきものなので、かなんな農園としてはぜんぜん問題ないのです。
コンポストの容器を移動したりしていると、ゴキブリが下からたくさん出てくることがありますが、ぼくがそのとき考えているのは、どうやって近隣に迷惑をかけず(近隣にゴキブリを逃さず)自分のトラックのところまで持っていくか、です。
コンポストによくいる虫たちTOP3!!なんて聞きたくないでしょうけど、
一位、ゴキブリ
二位、クモ
三位、ハエ
です!!笑
ハエは腐敗しているものや、糞がなければ生きられず、すぐに姿を消します(近隣に迷惑がかからない)。
クモはもともと益虫として名を馳せていますので、近隣にいやがられる可能性は少ない。(益虫のくせにゴキブリと同居している。)
そこで、第一位ゴキブリでございます。 ほとんどなんの悪さもしないのに、見た目の嫌悪感だけで近隣に絶大な迷惑をかけてしまいます。
そのためコンポストの回収のときに、ぼくが一番気にするのもゴキブリです。
コンポストのなかに潜むゴキブリのうち、半分は容器の移動のときに外に逃げ出します。残りの半分はトラックのなかでひっくり返すときに露わになり、ぼくに無駄な殺生をさせます。
まとめ 虫は入っていても大丈夫です。とくにゴキブリは近隣に迷惑がかからないように駆除しながら回収していきます。
▲目次に戻る
コンポストと言われて回収できないときはほとんどないのですが、ごくたまにコンポストのなかに
▼野菜をくくっていたシールやビニールテープ
▼生ゴミを入れるためのネット
など、
有機物以外のものが入っているときは、回収をお断りすることがありますのであらかじめご了承ください。
▲目次に戻る
以上、コンポストの回収について作文しました。こちらの写真の男が川崎と申します。質問などあればお問い合わせください。
ケータイ番号をタップしてください。
090-3941-7360
担当:川崎康裕
・eメール
info@kankyojigyo.com
で送ってみてください。
・LINEのIDは
7rv_
でYASUHIRO KAWASAKIが検索できると思います。
|