土の回収、リサイクルの有料化について
ボランティアで始めた園芸用土の回収について、
このたび無料での回収をとりやめたことをご報告いたします。
理由としましては、引き合いが多く、経費がかかりすぎたためです。
多くのお客様から応援の言葉をいただき、有料で再開することを決めました。
今までより少し金額がかかってしまいますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いします。
かなんな農園 代表 川崎康裕
かなんな農園の事業は1%FOR THE PLANETに参加しています。アウトドアブランドとして知られる、
PATOGONIA
の創業者
Yvon Chouinard
さんが設立した地球環境保護のための基金です。売上の1%を寄付することがこの基金のルールです。
このホームページの中の全ての事業は地球環境を改善するための事業です。でも、私は
自動車
を使用しています。
原子力発電
された電気も使用しています。
この矛盾を心の中で納得するのは容易なことではありません。地球環境のことを憂う気持ちが強ければ強いほど、それは困難になります。その
矛盾の埋め合わせのため
に私はこの基金に参加しています。
かなんな農園 代表 川﨑康裕
かなんな農園のユニフォーム
かなんな農園に決まったユニフォームはありません。
でもユニフォームに対する方針があります。
1、長年着ている服
2、パタゴニアの古着
3、パタゴニアで購入した服
こんなところまで読んでいただき、ありがとうございます。
ここからは、かなりの長文になります。
しかも現時点で未完成の文章です、忍耐でもってご一読ください。
↓
いくつかの題材を目次にしておくとすると、
1、特に甘くない、普通の野菜を作ること。
2、ゴビ砂漠を野菜のジャングルにすること。
3、前に前に進む社会に対抗して、一歩後退すること。
4、資本主義の(成長し続けなければいけない社会の)休憩する場所をつくること。
5、300年来続いてきた、農地価格の下落を止めること。(極めて低い農地価格の潜在能力を引き出し、資産価格上昇を利用して景気を良くする。完全にバブルだが。)
1、あまりおいしくない普通の野菜をつくること、
それは、無農薬無肥料の野菜をつくること。
肥料も農薬も使わずに野菜を育てること自体、とても難しいことだと受け取られがちですが、ぼくはそう考えていません。
他の草たちと支えあい、ときには他の草の勢いに負けたり、ときには虫に食べられて、葉っぱすらなくなってしまうこともありますが、そうやって弱い野菜は淘汰されて、強い野菜の種子だけが残っていく。
これでいいのだとぼくは思います。
変な形をした大根。
同じところから何本も生えるごぼう。
種なんか撒いた覚えもないニラ。
ただ、
この方法で農業をするときに、一番時間のかかることが、「収穫すること」です。
福岡さんが考案した泥だんごの方法を用いれば、播種はとても簡単に行うことができます、発芽させて、定着させる技術まで、「泥だんご」の方法には詰まっています。
強い植物だけ、雑草に勝ち、弱い植物は倒れ、虫に食べられる。
そのようにして育った強い植物をわたしたちは収穫して、市場にださなければいけません。その手間だけが問題です。
だからわたしは「収穫すること」をお客さんにしてもらおうと考えてます。
言い換えてみると、
「収穫しかできない貸し農園」
何度考えても、この方法が一番現実的なように思います。
最近では、安定して収穫できる作物も増えてきました。
大根
小麦
ライ麦
しそ
もっと種類は増やさなければいけませんが、
例えば、大根だけでも商売にはなるんではないかと思います。
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